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シリア反体制派拠点で空爆再開 40人死亡

2018年4月7日 13:30

シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派の拠点・東グータ地区で6日、政権軍が空爆を再開し、少なくとも40人が死亡した。

内戦により多数の市民が犠牲となっている東グータ地区では、劣勢となった反体制派がアサド政権を支援するロシアとの合意に基づいて今月2日から撤退を始め、戦闘は一時収まっていた。

しかし、シリア人権監視団によると、6日、再び政権軍側による空爆が行われ、子供8人を含む少なくとも40人が死亡した。

反体制派の撤退に向けた交渉が完全に決裂すれば戦闘が再び激化し、多数の市民が巻き込まれることが懸念される。