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新燃岳で爆発的噴火 警戒レベル3を継続

2018年4月5日 12:16
新燃岳で爆発的噴火 警戒レベル3を継続

5日未明、鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で、爆発的噴火が観測され、噴煙が火口から5000mまで上がった。

5日午前3時31分に新燃岳が爆発し、「極めて多量」の噴煙が火口の上空5000mまで上昇した。新燃岳の爆発は先月25日以来、11日ぶり。

気象庁によると、この後も噴火が続き、周辺で3日前から確認されていた山の膨らみは解消されたという。

気象庁は噴火警戒レベル3を継続し「今後も噴火に注意が必要」だと呼びかけている。

5日の一連の噴火で、宮崎県の高原町などでは多量の火山灰が降り、県境を走るJR九州の吉都線は、始発から一時運転を見合わせた。