「存在しない」とされてきたイラクでの自衛隊の「日報」が見つかった問題などを受け、野党６党の幹部が会談し、結束して安倍首相の姿勢をただしていく方針で一致した。

立憲民主党・辻元国対委員長「“パンドラの箱”を開いたように、次から次に文書改ざんとか文書隠ぺいとか、まるで安倍政権の底が抜けて、膿（うみ）や問題が飛び出していると」

立憲民主党など野党６党は、安倍首相が出席する集中審議や党首討論の開催を求めていく方針で一致した。

一方、与党の幹事長らが会談し、自衛隊の日報問題をめぐり、「大臣に報告が上がるまでに時間がかかり過ぎだ」などと、苦言を呈した。

その上で、自衛隊の日報や財務省の決裁文書などの問題を受け、公文書管理のあり方を検討する与党のワーキングチームを、今週中に立ち上げる方針を確認した