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玄海原発で微少な蒸気漏れ 環境へ影響なし

2018年3月31日 0:21
玄海原発で微少な蒸気漏れ 環境へ影響なし

佐賀県にある九州電力の玄海原発3号機で、微少な蒸気漏れが確認された。蒸気に放射性物質は含まれておらず、環境への影響はないが、点検のため発電を停止するという。

九州電力によると、今月23日に再稼働した玄海原発3号機で、30日午後7時ごろ、発電タービンを回すための配管の一部から、微少な蒸気漏れが確認されたという。

この配管は格納容器の外側にあり、蒸気には放射性物質は含まれておらず、環境への影響はないという。

3号機は、電気出力が75%に達していたが、九州電力は、点検のため出力を下げて運転を停止するという。

原子力規制庁によると、今回の蒸気漏れは環境への影響はなく、保安規定の「運転上の逸脱」には当たらないということだが、点検状況を確認するとしている。