麻生氏発言に野党が一斉反発「反省がない」
森友学園に関する決裁文書の改ざん問題をめぐり、麻生財務相が国会で報道に不満を漏らした。
麻生財務相は、改ざん問題の報道に比べTPP(=環太平洋経済連携協定)に関わる報道が少なかったとして、次のように述べた。
麻生財務相「日本の新聞のレベルっていうのは、こんなものなんだなと思って、経済部のやつにボロカス言った記憶がありますけれども、皆、森友の方がTPPイレブンより重大だと考えているのが日本の新聞のレベルっていうのは、政治部ならともかく、経済部までこれかと」
この発言に対して、野党側は一斉に反発している。
希望の党・玉木代表「まったく他人事であり、最高責任者が真実を明らかにしようとする気持ちがまったくない」
また、共産党の志位委員長も「改ざんを起こした省庁の責任者でありながら反省がない」と批判している。