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スマートスピーカーで注文 居酒屋での実験

2018年3月29日 14:20
スマートスピーカーで注文 居酒屋での実験

居酒屋に置かれたスマートスピーカー。これを使って注文ができるシステムが開発された。

客「アレクサ!飲み物メニューを開いて」
スピーカー「はい、飲み物の種類と個数を教えてください」

IT企業などに勤める4人のサラリーマン。実は、あることを体験しに集まっていた。

客「もう反応しましたよ」
客「ハイボールの1番をひとつ」
スピーカー「ご注文はハイボールを1杯です」

客の注文に対応しているのはスマートスピーカーだ。現在、この飲食店では注文対応などにスマートスピーカーを導入する実験が行われている。

客「サワーの1番」
スピーカー「ご注文は水を8杯です」

まだ実験中なので、ときには聞き間違えることもあるが…

客「ちょっと待って、キャンセル」
スピーカー「水をキャンセルしました」

もちろん注文を取り消すことも可能だ。客とスマートスピーカーのやりとりはすぐに従業員が持つタブレットに反映され、厨房(ちゅうぼう)で注文内容を把握することができる。

システムを開発したヘッドウォータース営業本部の椋代宏平さんは
「現場の方から労働力の不足などの問題に“何か改善できる提案はありませんか”という話を伺いまして、こちらのアイデアを出している」と語る。

さらに注文だけでなく

客「オススメを教えて」
スピーカー「お酒であれば、日本酒ハイボールなんていかがでしょうか?」

将来的には客の好みに合ったオススメ料理を提案したり、複数の外国語への対応なども目指している。

客「常にスタッフが1人いる感じじゃないですか、それはいい気がします」

【the SOCIAL futureより】