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アップルが新型iPad発表 競争激化へ

2018年3月28日 14:49

アメリカのIT大手・アップルは、27日、教育現場に向けた新型iPadを発表した。機能を充実させる一方で、価格を抑えていて、市場のシェアを巡る争いが激しくなりそうだ。

新型iPadの発表は27日、シカゴの高校で行われた。学校など、教育現場で使うことを想定し、「アップルペンシル」と呼ばれる専用のペンで文字や絵を描くことができる。こうした機能はこれまでは高額な機種のみで使えたが、価格を抑えた今回のiPadでも使えるようにした。

また、実際の風景にコンピューターで作った画像を重ねる「拡張現実」の機能を強化。専用アプリで動物の体の仕組みなどを表示し、学ぶことができるという。

一方、IT大手・グーグルも前日の26日に教育用の新製品を発表していて、教育分野の市場シェアを巡る争いが激しくなりそうだ。