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カタルーニャ州前首相をドイツで拘束

2018年3月26日 6:07

スペイン・バルセロナを州都とするカタルーニャ州の独立運動を主導したプチデモン前州政府首相が25日、ドイツで拘束された。

カタルーニャ州の前首相、プチデモン氏は去年10月、中央政府からの独立を問う住民投票を実施したあと、スペイン当局に国家反逆などの罪に問われてベルギーで滞在を続けていた。

スペイン当局によるとプチデモン氏はフィンランドの大学で講演を行ったあと車でベルギーに戻る途中、入国したドイツで25日、地元警察に拘束された。

今回の拘束は、スペイン当局がEU(=ヨーロッパ連合)の加盟国に対し、23日に逮捕状を出したことを受けた措置となり、今後、ドイツからスペイン当局に身柄が引き渡されるかが焦点となる。