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安倍昭恵夫人の関与 森友問題で野党追及

2018年3月26日 15:17

森友学園を巡る問題で、無所属の舟山議員は26日の国会で、安倍昭恵夫人が建設予定の小学校の名誉校長を務めていたことなどから、昭恵夫人は関与していたと言えるのではないかと追及した。

追及に対して安倍首相は、昭恵夫人の働きかけを改めて否定した上で、財務省などが「名誉校長であることをどう受けとめたかは答えようがない」などと強調した。

無所属・舟山議員「名誉校長ってことは学校を開設したいと、思いは当然あったわけですし、やっぱり少なからぬ影響力があったんだと思うんですよね。その意味で昭恵夫人は関与していたと言えるんじゃないでしょうか」

安倍首相「(妻が)国有地の払い下げについて働きかけを行った、あるいは認可に働きかけを行ったことはないと。妻が名誉校長だったからどういう影響を与えたかということだと思いますが。これは与えられる側がどのように受けとめたかっていうことについて、私がお答えのしようがないわけであります」

また、公明党の里見議員は、決裁文書の改ざんについて、「国会答弁がもし間違っていたのであれば、国会の場で修正すべきだった」とただした。これに対して財務省の太田理財局長は、「国会の答弁を重く考えること自体は間違っていないと思うが、その方向が明らかに間違っていた」と反省の弁を述べた。