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北核実験場“活動低下”対話ムード高まり?

2018年3月24日 7:33

アメリカの北朝鮮研究機関は23日、核実験場の最新の衛星写真を公開し、トンネル周辺での活動がかなり低下しているとの分析を公表した。

北朝鮮研究機関「38ノース」が豊渓里の核実験場の衛星写真を公開した。今月2日には西側トンネルの周辺に廃棄物や鉱山用トロッコがあり掘削作業が続いている様子が見られたものの、17日には新たな廃棄物はなく、トロッコや人影もない。このエリアでは去年9月の核実験以降、活発な活動が続き、次の実験準備が進められているとされてきた。

「38ノース」は、活動の低下は北朝鮮が米朝首脳会談を提案するなど対話ムードが高まった時期と重なっていると指摘。「一時的な動きなのか不明」としながらも「重要な進展だ」と分析している。