タイ東北部で２１日、ツアーバスが横転する事故があり、１８人が死亡、３０人以上がケガをした。

道路脇で大破した１台のバス。屋根はひしゃげ、ガラスが粉々に砕けるなど、事故の衝撃の大きさがうかがえる。

地元警察などによると、２１日、タイ東北部ナコンラチャシマ県でバスが下り坂を走行中に道路脇に突っ込み、乗っていた１８人が死亡、３２人がケガをしたという。

事故を起こしたのは貸し切りのツアーバスで、タイ人の観光客およそ５０人を乗せ、タイ東部の海に出かけた帰りだったという。

運転手が事故の前に「ブレーキが利かない」と叫ぶ声を聞いた乗客の証言もあるということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。