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米朝韓非公式協議が終了 米朝首脳会談は?

2018年3月22日 5:44

北欧のフィンランドで開かれていたアメリカ・韓国・北朝鮮の3か国の非公式協議が21日、終了した。米朝首脳会談についても話し合われたという。

今回の協議について、参加者は「良い雰囲気で行われ、今後も引き続き会うことで合意した」と述べた。協議は2日間にわたって行われ、北朝鮮からは対米交渉を担当する外務省北米局のチェ・ガンイル副局長らが、アメリカ、韓国からは元外交関係者らが参加した。詳しい内容は明らかにされていないが、北朝鮮の参加者も活発な議論を行ったという。

韓国 キム・ジュンヒョン氏「朝鮮半島の緊張が緩和され、首脳会談の成功を望むと共感した」「良い雰囲気の中で終わったし、今後も引き続き会うことにした」

協議を終えたチェ・ガンイル副局長は、報道陣の問いかけに応じなかったものの、北朝鮮の国営メディアは「南北の間に和解の雰囲気がつくり出され、米朝関係にも変化の機運が訪れている」と伝えている。

北朝鮮としては、アメリカ側との対話を積み重ねることで、米朝首脳会談に向け、アメリカの出方について分析を重ねるものとみられる。