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米朝関係「変化の機運」朝鮮中央通信が論評

2018年3月21日 11:54

米朝首脳会談に向け、アメリカ、北朝鮮、韓国の関係者が集まる非公式協議が20日からフィンランドで始まった。一方、北朝鮮の国営・朝鮮中央通信は20日付の論評で「我が方の主導的な措置などにより南北の間に劇的な和解の雰囲気が作り出され、米朝関係にも変化の機運が訪れている」と伝えた。

北朝鮮メディアはこれまで、米朝首脳会談開催の見通しについては何も伝えておらず、米朝関係の変化に言及したのは今回が初めて。論評は「南北関係も米朝関係もすべてが始まりに過ぎない」とした上で、北朝鮮への圧力を強調する日本政府などを批判している。