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貴乃花部屋の十両・貴公俊、付け人に暴力

2018年3月19日 1:31

日本相撲協会は、貴乃花部屋に所属する貴公俊が付け人に暴力をふるっていたことを明らかにした。

関係者によると、新十両の貴公俊は18日の大相撲春場所の取組前に土俵下の控えに入るタイミングが遅れ注意を受けた。貴公俊は、付け人が時間の管理を怠ったことに腹を立て、取組後に付け人を殴るなどしたという。暴行があったことは、師匠の貴乃花親方にもすでに伝えられたという。

相撲協会では19日以降、貴公俊らから事情を聞くことにしている。

また、相撲協会は去年9月から今年1月にかけて、峰崎部屋で兄弟子が弟弟子に対して、4回にわたり素手で殴るなどの暴力をふるっていたことを明らかにした。殴られた弟弟子はその後に引退している。

3回目と4回目の暴力は、元横綱日馬富士の傷害事件が明らかになった後だったということで、相撲協会ではこうした点も考慮した上で、今後、暴力をふるった兄弟子の処分を決める方針。