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シリア政権軍、東グータ地区8割超を制圧

2018年3月18日 22:27

シリアのアサド政権軍が、首都ダマスカス近郊の反体制派の拠点・東グータ地区への攻勢を強めてから、18日で1か月を迎えた。政権軍が地区の8割以上を制圧した一方、市民の犠牲は1400人あまりに達している。

東グータ地区で戦闘が激化してから1か月を迎えた18日、シリア人権監視団は、アサド政権軍が東グータ地区の83%あまりを制圧したと明らかにした。

一方で、戦闘に巻き込まれ、市民1400人以上が死亡したとしている。

また、17日までの3日足らずの間に約5万人が東グータ地区を離れたということだが、今も多くの市民が取り残されているとみられる。

戦闘が収束する気配がない中、被害の拡大に歯止めがかからない状況が依然として続いている。