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地下鉄サリン23年控え 警視庁がテロ訓練

2018年3月18日 23:31

20日で地下鉄サリン事件から23年になるのを前に、警視庁がサリンによるテロを想定した訓練を行った。

18日、東京・台東区で行われた訓練は、ペットボトルに入れたサリンが走行中の電車の中でまかれたという想定で行われた。

訓練には、警視庁や鉄道会社から約40人が参加し、警察官と駅員が協力して行う乗客の避難誘導の方法や、機動隊の科学防護部隊による汚染源の回収や除染の手順が確認された。

警視庁は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど大型イベントが控えていることからも、「地下鉄サリン事件を風化させず、同じことを起こさないようにしたい」としている。