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乗務員に指示され…飛行機収納棚で子犬死亡

2018年3月14日 19:48

飛行機の機内でペットの犬が死ぬ事故があった。一体何があったのだろうか?

元気な声でほえるコキートと名付けられたフレンチブルドッグ。大切に飼われていたが、航空機内で起きたあるトラブルでその命が奪われてしまった。

飼い主の女の子「座席の下に(ケースに入れた)コキートを収めようとしたら、客室乗務員から『邪魔になるからそこはダメだ』『頭上の荷物入れへ収納して』と言われた」

ロイター通信などによると、飼い主家族は12日、ヒューストン発ニューヨーク行きのユナイテッド航空便にコキートとともに乗り込んだ。機内持ち込み可能な専用のケースに入れ、座席の下に置くつもりだったとのことだが、客室乗務員に強く指示され、頭上の荷物入れにコキートを収納した。

飼い主の女の子「コキートがフライト中にほえたけど、乱気流で立ち上がれなくて」

約3時間半、荷物入れに入れられていたコキート。フライトを終えた時、すでに死んでいた。

飼い主の女の子「(着陸後)ママが取り出して『コキート』と呼びかけても動かなかった」

居あわせた人によると、飼い主の女性は通路で泣き崩れたという。

この事故の翌日、ユナイテッド航空は「全ての責任を負う」「ペットは決して頭上に収納してはいけない」と客室乗務員の非を認め、謝罪。フォックスニュースは「荷物入れの中は真空状態ではないが、酸素不足が犬の死につながった可能性がある」と伝えている。