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藤井六段(15) 史上最年少で4冠達成

2018年3月13日 19:25
藤井六段(15) 史上最年少で4冠達成

将棋の中学生棋士・藤井聡太六段が、今年度の最多勝利や勝率1位など記録4部門のトップを独占することになった。

日本将棋連盟は、15歳の藤井聡太六段が、今年度の対局数、勝利数、勝率、連勝の4つの部門で1位となることが確定したと発表した。

藤井六段は、13日までに70局対局し、59勝を挙げ、勝率は8割4分3厘、デビュー以来29連勝を記録していて、いずれも2位以下の棋士が上回る可能性がなくなったという。

記録4部門のトップ独占はこれまでに4回達成した羽生善治竜王や内藤国雄九段に続き3人目で、史上最年少での達成となる。

藤井六段は「一局一局の積み重ねがこのような結果として表れたことをうれしく思います。これからもより良い将棋を指すべく精進していきたいです」とコメントしている。