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米朝、昨年秋から水面下で接触重ねる:独自

2018年3月9日 17:19

北朝鮮の金正恩委員長がアメリカのトランプ大統領に対して首脳会談を求め、トランプ大統領もこれに応じて、5月までに会談が実現する見通しとなった。首脳会談の実現に向け、アメリカと北朝鮮が去年秋から水面下で接触を重ねていたことが、日本テレビの取材で分かった。

米朝関係の消息筋によると、去年11月にトランプ大統領が中国を訪れた際に、トランプ政権側は、中国の仲介で当時の北朝鮮外務省・崔善姫北米局長と電話で会談を行い、トランプ大統領自身もこの会話の内容を把握していたという。

消息筋は、この接触が米朝関係の転換点になったとしている。

米朝はその後もアジアやヨーロッパで数回にわたって接触を重ね、今月2日にはドイツのベルリンでも協議を行ったという。