中国・上海市で、高層ビルの屋上付近から柱が落下し、走行中のバスを直撃する事故があった。

今月５日朝、上海市で、市営バスが交差点の手前に差しかかったところ、上から大きな柱が直撃した。バスはブレーキをかける様子もなく走行していたことから、柱が突然、落ちてきたことが分かる。

地元メディアによると、この柱は近くの２５階建ての高層ビルの、屋上付近に設置されていたもので、長さ１０メートルほどの金属製のものだという。この事故でバスは大破したが、バスが始発の停留所を出発した直後で乗客が少なかったことや、乗客が後部座席に座っていたこともあり、ケガ人はいないという。

当時は強い風が吹くなど警報が出ていたが、詳しい原因については分かっておらず、調査が続いている。