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新燃岳 数日中にも「溶岩あふれる可能性」

2018年3月8日 16:44
新燃岳 数日中にも「溶岩あふれる可能性」

活発な噴火活動が続く鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山の新燃岳について、専門家は、「ここ数日中にも火口から溶岩があふれる可能性がある」と指摘している。

新燃岳では6日、7年ぶりに爆発的噴火が発生し、7日までに34回、観測されている。噴火は続いているとみられるが、8日は午後3時までに爆発は観測されていない。

新燃岳の火口には大量の溶岩がたまっていて、専門家は、「ここ数日中にも火口から溶岩があふれる可能性がある」と指摘している。

東京大学地震研究所・中田節也教授「一番火口のへりの低い西側からこぼれ落ちる可能性。きのうまでのスピードでいくと、おそらく2日3日ぐらいで起こる可能性がある」

気象庁は、火口から約3キロの範囲では大きな噴石に、2キロの範囲では火砕流に警戒するよう呼びかけている。