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新燃岳 噴煙が上空3000mに達する

2018年3月7日 12:42
新燃岳 噴煙が上空3000mに達する

6日、7年ぶりに爆発的噴火を観測した鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山の新燃岳は、依然として活発な活動が続いており、7日朝は噴煙が3000メートルに達する噴火があった。

6日、7年ぶりとなる爆発的噴火を観測した新燃岳は、その後も爆発を繰り返していて、7日午前11時までに29回観測されている。午前6時すぎの噴火では、噴煙が上空3000メートルまで達した。また、午前0時頃の爆発では、大きな噴石が火口から900メートル離れたところまで飛んだ。

一方、降灰の影響で6日は欠航が相次いだ空の便は、7日朝も東京・大阪などへ向かう10便が欠航した。現在は運航を始めている。

気象庁は噴火警戒レベル3を継続し、火口から約3キロの範囲では大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。