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神戸製鋼社長 辞任の方針固める

2018年3月6日 10:31
神戸製鋼社長 辞任の方針固める

神戸製鋼は、一連のデータ改ざん問題の責任を取り、川崎社長が辞任する方針を固めた。

神戸製鋼は去年、相次いで発覚したデータ改ざん問題を受け、5日に開いた取締役会で川崎博也社長が辞任する方針を固めた。データ改ざん問題を巡っては、不正があったアルミや銅製品などの納入先は500社に上り、執行役員3名が不正行為の一部を認識していたことなども明らかになり、トップの責任を問う声が強まっていた。

神戸製鋼は一連の問題で、弁護士など外部の調査委員会による最終報告の内容を公表する予定で、この調査結果を受けて経営責任は避けられないと判断したものとみられる。川崎社長は6日午後、会見する予定。