東日本大震災から来週で７年となる。アメリカ・ニューヨークでは４日、在住の日本人らによる追悼式典が行われた。

追悼式典には、ニューヨーク在住の日本人を中心に４４０人が集まった。今年は宮城県出身でニューヨーク在住のイラストレーターが、自ら被災した体験をもとにスピーチした。

宮城県出身・大友あかりさん「故郷を『災害が起きる危険な場所』というマイナスのイメージではなく、その歴史から学んできていること、土地の持つ魅力を伝えていける活動を、これからも続けていきたい」

福島県から留学・参加者の男性「前向きに立ち上がって頑張っている人たちと一緒に頑張っていけたら」

また、震災後に福島県双葉郡に開校した高校の生徒も、避難先でいじめを受けた体験をもとに語り、困難に立ち向かう決意を新たにしていた。