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イタリア総選挙“大接戦”大勢は午後にも

2018年3月5日 6:39

イタリアで行われている総選挙の投票が日本時間5日午前7時に締め切られる。ベルルスコーニ元首相率いる中道右派がリードしているが、新興政党の「五つ星運動」などとの差はわずかで大接戦となっている。

イタリアではアフリカなどから流入する大勢の難民や移民が大きな社会問題で、今回の総選挙でも争点となっている。事前の世論調査では難民らに厳しい立場で復権を目指すベルルスコーニ元首相率いる中道右派連合が35.6%で優位に立っている。しかし、ポピュリズム政党の五つ星運動(28.6%)、与党系の中道左派連合(27.9%)との差はわずかで、いずれの勢力も過半数に達しないとみられることから、選挙後にどう連立を組むかが焦点となる。

投票は日本時間の午前7時に締め切られ、大勢は午後にも判明する見通し。