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今冬は32年で最も寒い…ラニーニャ現象で

2018年3月5日 19:43
今冬は32年で最も寒い…ラニーニャ現象で

気象庁の検討会は、今年の冬は西日本で、ここ32年間で最も寒く、寒さと大雪は「ラニーニャ現象」によってもたらされたと分析した。

気象庁は5日、「異常気象」について議論する検討会を開き、今年の冬は、特に西日本で、平均気温が平年より1.2℃低く、ここ32年間で最も寒い冬だったと結論付けた。

また検討会は、南米のペルー沖で海水温が低くなる「ラニーニャ現象」が去年秋から発生した影響で、日本列島に強い寒気が流れ込みやすくなった結果、福井などの日本海側では多くの車が立ち往生するほどの大雪が降ったと分析している。