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富永みーな「親愛なる先輩が導いてくれた」

2018年3月3日 22:52
富永みーな「親愛なる先輩が導いてくれた」

 「第12回声優アワード」授賞式が3日、都内で開催され、「高橋和枝賞」に、女優で声優の富永みーな(51)が表彰された。

 富永は、昨年11月に亡くなった声優の鶴ひろみさんに代わり、アニメ「それいけ!アンパンマン」の2代目ドキンちゃんの声を担当している。
 
  富永は「初めて声の仕事をしたのは7歳の時でした。そして今年で45年目になります。『それいけ!アンパンマン』は今年で30周年を迎えます」としみじみ。続けて「本当にすごい数字だと思いますが、どの数字も一からだとずっと教わってきました。親愛なる先輩が、この受賞を導いてくれたのだと思います。ありがとうございました」と涙ぐみながらスピーチを終えた。

 同アニメでジャムおじさんの声や、番組でのナレーションとして活躍する声優の増岡弘(81)は、長年に渡り数多くのジャンルで貢献してきた声優に与えられる「功労賞」を受賞。増岡は「私は今、何を見ているのでしょう。声優にまさか、このような花が咲くとは思ってもいませんでした」と、受賞を花に例えて喜びの表情。「60年前、それこそ、土を耕すように一生懸命仕事をしてきました。夢のようです。昔のままの気持ちでこれからも頑張りたいと思います」と元気にスピーチした。

 「功労賞」は、女優で声優の片岡富枝(73)も受賞。「特別賞」に、「リカちゃん誕生50周年」の記念に初代リカちゃんの声を担当した声優の杉山佳寿子(70)が受賞した。