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米軍機タンク投機の湖、油の影響ないか検査

2018年3月3日 18:32
米軍機タンク投機の湖、油の影響ないか検査

防衛省は、アメリカ軍のF16戦闘機が先月、燃料タンクを投棄した青森県の小川原湖からシジミやシラウオなどを採取して、油の影響がないか検査を始めた。

検査は防衛省東北防衛局が行い、小川原湖に生息するシジミとシラウオ、それにワカサギを湖の計5か所から採取した。そして、青森市にある県の環境保健センターに送って、油の影響がないかを今後、調べる。

小川原湖はタンクが投棄された次の日から全面禁漁となっていて、シジミを中心に1日300万円とされる水揚げができず、大きな打撃を受けている。

漁師「(漁の再開について)こっちからしゃべっても何もわからないという状況だから、何もまだ決まっていないという話だから、待つしかないという感じですかね」

国土交通省が行っている湖の水質調査では、これまでのところ油の成分や環境基準を超える成分は検出されていない。