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富士そば“奇想天外メニュー”生まれる理由

2018年3月2日 14:21
富士そば“奇想天外メニュー”生まれる理由

東京を中心に約130店舗を展開する富士そば。津田沼店で食べられるのは「トルネードポテトそば」。存在感ある螺旋(らせん)状のフライドポテトがのっています。実はこれ、店舗オリジナルのメニューです。

「ポテトを切る機械を自腹で買って、やってみようと。ダメだったら家で使おうと思ってやりはじめた」「メニューの構成をどういう風にするだとかは、店長に一任されているので、そういうところはかなり自由」(名代富士そばを運営・花木係長)

他にも…ニラで埋め尽くされた「ニラと肉のスタミナ ラー油そば」や「ピリ辛スンドゥブ風そば」などもあります。

「目新しいものがなければ、店もお客様に飽きられてしまう」(花木係長)

こうした奇想天外なメニューがあるのは、店舗の自主性を重んじ、自由度を高くすることでやる気を育てる経営方針からだといいます。好評な商品はチェーン全体の定番として、採用されることもあります。実は、今でこそ当たり前のカツ丼やカレーライスも元々は店舗限定メニューでした。

「ただのお店になりたくない。新しいことをやって、それが富士そばのブランドを上げていくと思う」(花木係長)


【the SOCIAL trendより】