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新燃岳の噴火続く 気象庁は警戒を呼びかけ

2018年3月2日 13:05
新燃岳の噴火続く 気象庁は警戒を呼びかけ

1日、4か月半ぶりに噴火した鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山の新燃岳は、2日も噴火が続いている。気象庁は今後さらに活動が活発になる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。

気象庁によると、1日午前11時頃に噴火した新燃岳は、一夜明けた2日も小規模な噴火が続いていて、マグマの動きなどを示す火山性微動も連続して起きている。火山ガスの量も1日は一日あたり5500トンと「多い」状態だった。気象庁は噴火警戒レベル3を継続し、大きな噴石に警戒する範囲を「火口から2キロ」から「3キロ」に拡大している。

また、霧島連山の深い場所でマグマの蓄積が続いていて、活動がさらに活発になる可能性があるとして警戒を呼びかけている。