沖縄の西表島で１日夜、震度５弱を観測する強い地震があった。津波はなかったが、激しい横揺れが続いたという。

気象庁によると１日午後１０時４２分ごろ、沖縄の西表島付近を震源とする強い地震があった。震源の深さは１５キロ、地震の規模を示すマグニチュードは５．６と推定されている。

西表島で震度５弱、石垣市などでは震度３を観測した。

西表島の住民（５０代）「揺れの前にゴーって何秒間か続いてヘリコプターの音みたいな感じで、その後にドンと横揺れがきました」

ホテルニラカナイ従業員「横揺れですかね、本当に１０秒から２０秒くらいだったと思います。激しく揺れまして、ちょっと恐怖を覚えるくらいの強い揺れでした」

この地震による津波はなく、けが人の情報も入っていない。

気象庁は、今後１週間程度は、今回と同じ震度５弱程度の地震が起きる恐れがあるとして、注意を呼びかけている。