２０２０年東京オリンピック・パラリンピックのマスコットが決まった。初めて、全国の小学生たちの投票によって選ばれた。

最終選考は、史上初となる小学生の投票で行われ、全国の小学校や海外の日本人学校でクラスごとにどれか一つを選んで集計された。その結果、エンブレムに使われた市松模様を取り入れた候補「ア」が１０万９０４１票を集め、他の候補に大差をつけ、マスコットに決まった。

投票に参加した小学６年生「近未来的で２０２０年の東京オリンピックに合っていると思った」

投票に参加した小学６年生「（パラマスコットの）ピンク色の模様が日本らしいところがいいと思った」

デザインしたのは福岡県のフリーデザイナー・谷口亮さん（４３）。

谷口亮さん「頭の中真っ白なので、何を言えばいいか分からないんですけど、大好きな奥さんに早く知らせたいです」

発表会後、日本テレビの取材に、その奥さんへの思いを語った。

谷口亮さん「いつも笑顔で迎えてくれて、家族がいるから頑張っていけるという、心の支えになってます。『やったよー！』って言いたい」

小学生たちが選んだマスコットは今年夏ごろに名前が決定し、着ぐるみやグッズなどもお披露目される予定。