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視覚障害の高校生 駅で体験学習会

2018年2月28日 18:09
視覚障害の高校生 駅で体験学習会

視覚に障害がある高校生が、ホームから線路に下りるなどして地下鉄の駅の構造を体で確かめる体験学習会が、都内で開かれた。

この体験学習会は2016年、東京の地下鉄銀座線で盲導犬を連れた男性が線路に転落して死亡した事故などを受け、東京メトロが初めて開催したもの。

視覚に障害がある高校生13人が教師の付き添いのもと訓練用の模擬ホームに上がり、非常停止ボタンを押して音を聞いたり、線路に下りてレールに触れたり、ホームまでの高さを確かめるなどした。

東京メトロは、2025年度までに全ての駅にホームドアを設置するとともに、今後もこのような取り組みで視覚障害者の安全を守りたいとしている。