２０２０年東京オリンピック・パラリンピックのマスコットが決まった。初めて、全国の小学生たちの投票によって選ばれた。

最終選考は、史上初となる小学生の投票で行われ、全国の小学校や海外の日本人学校でクラスごとにどれか一つを選んで集計された。その結果、エンブレムに使われた市松模様を取り入れた候補アが１０万９０４１票と最多得票で、神社の狐や狛犬がモデルの候補イが６万１４２３票、キツネとタヌキがモチーフの候補ウは３万５２９１票で共に及ばず、候補アに決定した。

投票に参加した小学５年生「オリンピックっぽさと運動ができる感じが出てたから『ア』にしました」

デザインしたのは福岡県のフリーデザイナー・谷口亮さん（４３）。発表後に登壇し、喜びを語った。

谷口亮さん「頭の中真っ白なので何を言えばいいか分からないんですけど、大好きな奥さんに早く知らせたいです」

このマスコットは今年夏ごろに名前が決定し、着ぐるみやグッズなどもお披露目される予定。