北との対話“適切な環境のみで”トランプ氏
北朝鮮がアメリカとの対話に前向きな姿勢を示す中、トランプ大統領は26日、対話には非核化の意思を示すことが必要との認識を改めて強調した。
トランプ大統領は26日、北朝鮮が対話に前向きな姿勢を示したことについて「初めてだ」と指摘。ただ、対話には非核化の意思を示すことが必要との認識を改めて示した。
トランプ大統領「北朝鮮もアメリカも対話したいが適切な環境の場合のみだ。そうでなければ対話はしない」
一方、国防総省のマニング報道官は26日、延期していた米韓合同軍事演習について、来月の平昌パラリンピックが終われば実施するとの方針を改めて強調した。
北朝鮮は合同軍事演習の中止を求めていて、実施された場合は、情勢が緊迫することも予想される。
韓国を訪れていた北朝鮮の金英哲統一戦線部長は26日、韓国側に「アメリカとの対話の扉は開かれている」と伝え、米朝対話に前向きな姿勢を示していた。金氏は27日午前、北朝鮮に戻るためソウルのホテルを出発した。