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シリア首都近郊“毎日一定時間に停戦”~露

2018年2月27日 7:17

ロシア国防省は26日、自らが支援するシリアのアサド政権軍の攻撃により、多くの犠牲が出ているシリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区で、27日から毎日一定の時間に限り停戦すると発表した。

反体制派の拠点・東グータ地区では、ロシアが支援するアサド政権軍の攻撃で、1週間で500人を超える死者が出ている。こうした中、ロシア国防省は、27日から毎日、午前9時から午後2時までに限り、停戦すると発表した。国連安全保障理事会が採択した停戦を求める決議を受けた措置とみられる。

ロシアとしては決議を尊重する姿勢を見せつつ、アサド政権軍の攻撃を黙認した形。