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“麦わら海賊団”のコミュニケーションとは

2018年2月27日 15:22
“麦わら海賊団”のコミュニケーションとは

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「日本人はコミュニケーションが苦手?」。顧客や従業員が本当はどう感じているのかという感情を“見える化”するサービスを提供する今西良光氏に話を聞いた。

大手コミュニケーションサービス提供会社の調査によると、コミュニケーションを「苦手」と感じている人は58%と、半数を超えた。

苦手なことの上位にあがったのは「複数の人の前で発表すること」、次いで、「初めて会う人と話すこと」、「食事会や飲み会で話しをすること」だった。ネット上では、こんな声があがった。

「初対面で上手にできる人は一部」
「聞き役ができるならそれで十分」
「上手な人は、相手の反応をあまり気にしない」


――今西さんに、この話題についてのご意見をいただきます。フリップをお願いします。

「麦わら海賊団」。これ、実は私が好きな“ONE PIECE”というアニメの主人公の海賊団の話なんです。

私自身、コミュニケーションの問題が非常に難しいと思っていて、これを解決するために起業しました。自分自身の会社でも、“麦わら海賊団”という海賊団を意識したチームにしたいなと思ってやっているんです。

どういうコミュニケーションかというと、1人1人の強みが違う、それから価値観も違うという中で、1人1人の良いところを生かしながら…例えば、大勢の前でしゃべるときに、そういうのが得意な人がしゃべるとか、1対1のコミュニケーションが好きな人であれば、できるだけそういうコミュニケーションをする。そういうことを大切にしています。


――会社でも実践なさっているということですね。

そうなんです。例えば、我々にはエンジニアのチームと、営業とかビジネスサイドのチームがいるんですが、エンジニアチームなんかは、隣にいてもチャットツールを使って会話をしているのがいいというコミュニティーだったりして、人によってそういうコミュニケーションツールとかも使い分けていくのも非常に有効かなと思っています。


【the SOCIAL opinionsより】