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来年度予算案採決 28日以降にずれ込み

2018年2月27日 3:31
来年度予算案採決 28日以降にずれ込み

労働時間についての厚生労働省のデータが不適切だったことが明らかになる中で、与党側は27日、来年度予算案を衆議院で採決する構えだったが、野党側の強い反発で28日以降にずれ込むことになった。

来年度予算案をめぐり、与党側は審議は尽くされたと主張し、27日の採決を提案していた。これに対し、野党側は働き方改革関連法案の国会への提出断念と労働時間の再調査をしなければ受けいれられないと強く反発した。このため、与野党は幹事長・書記局長会談で断続的に協議したが話し合いはつかず、27日に採決する日程は整わなかった。

立憲民主党・福山幹事長「裁量労働制のデータの不備、再調査を求め続けなければいけませんし、法案の提出を認めないということは変わりません」

与党側は来年度予算案を衆議院で28日には採決したい考えだが、野党側は徹底抗戦の構えで与野党の攻防はヤマ場を迎えている。