反プーチン指導者追悼デモ 選挙に失望の声
大統領選挙を来月に控えたロシアで25日、プーチン政権批判で知られた指導者を追悼するデモが行われた。
デモは3年前に殺害されたネムツォフ元第一副首相を追悼するもので、モスクワでは、独立機関の集計で約7600人が参加した。
来月18日の大統領選ではプーチン大統領の再選が確実視されているが、デモでは投票のボイコットが呼びかけられたほか、選挙への失望の声も聞かれた。
デモ参加者「選挙の結果はもうわかっている。それが非常に悲しい」「選挙はすべてがウソだから、投票する意味がないと思う」
ただ、デモの参加者は去年から半減していて、反政権派の勢いにもかげりが見えている。