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“一時停戦”安保理決議後も戦闘 シリア

2018年2月26日 6:48

中東・シリアで内戦が激化していることを受け、国連の安全保障理事会が一時停戦を求める決議を採択したが、戦闘はその後も続いている。

首都・ダマスカス近郊の反体制派の拠点・東グータ地区では、アサド政権軍の攻撃で、1週間で500人以上が死亡したと伝えられ、国連安保理は24日、人道支援のため、30日間の停戦を求める決議を採択した。

しかし、シリア人権監視団によると、25日も政権軍が反体制派と衝突。さらに、政権軍の空爆などで市民少なくとも8人が死亡するなど、戦闘が続いているという。

アサド政権側は反体制派を停戦の対象外の「テロ組織」とみなし、攻撃を続けているとみられ、停戦が実現するかは不透明。