米大統領「はるかに良い」ならTPP復帰も
アメリカのトランプ大統領は23日、離脱したTPP(=環太平洋経済連携協定)について、「はるかに良い」協定になるのなら復帰する可能性があるとの考えを改めて示した。
TPP参加国であるオーストラリア首相との共同会見で、トランプ大統領は「TPPはアメリカにとって良い取引ではなかった」と指摘、参加していれば雇用が悪化していたと指摘した。
その上で大統領は、アメリカが有利になるよう協定が見直される場合は復帰の可能性があるとの考えを改めて示した。
トランプ大統領「TPP参加国がはるかに良い取引を提案するのなら、アメリカがTPPに戻る可能性はある」
ただ、具体的に何の見直しが必要かなど詳細は一切、語っておらず、TPP復帰の道筋はいまだ見えていない。