日曜日に開催される東京マラソンや、２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、各地でテロを想定した訓練が行われた。

東京マラソンの折り返し地点に近い江東区の深川不動堂では、テロリストが爆発物をしかけ、人質をとった想定で警視庁深川署などが訓練を行った。

訓練では、警備犬や特殊部隊がテロリストを制圧。警視庁は、不審者や不審物を見たら１１０番をしてほしいと呼びかけている。

一方、東京オリンピックの馬術の競技会場に隣接する世田谷区の陸上自衛隊用賀駐屯地では、爆発物が投げ込まれた想定で、警視庁玉川署と自衛隊などが合同訓練を行った。

機動隊の爆発物処理班が、小型のロボットを使って爆発物の回収を行うなど、連携を確認した。