平昌オリンピックにロシアから個人資格で出場したボブスレーの女子選手が、ドーピング検査で陽性反応を示していたことが２３日、わかった。

ロシア・ボブスレー・スケルトン連盟の発表によると、陽性反応が出たのは、ボブスレー女子２人乗りに出場したセルゲエワ選手。１８日に採取され検体のドーピング検査で禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応が出たという。

ロシアから出場した選手のドーピングを巡っては、カーリングで銅メダルを獲得したクルシェルニツキー選手がドーピングで失格となり、メダルをはく奪された。

ロシアは、国家ぐるみのドーピングを巡って、平昌オリンピックへの国としての出場が禁止され、選手は個人資格で参加している。