歌手で俳優の及川光博（４８）が２３日、東京・上野の国立西洋美術館で行われた「プラド美術館展　ベラスケスと絵画の栄光」の内覧会に出席した。

　日本・スペイン外交関係樹立１５０周年記念展。
　スペイン・マドリードにあるプラド美術館のコレクションから、ベラスケスの傑作７点をはじめ、名画７０点を展示する。

　同展の音声ガイドを務める及川は「音声ガイドに人生初めて挑みまして、そこはかとなく緊張していたのですが、結果的に楽しい作業になりました」と、にっこり。
　「利用していただく皆さんのお耳汚しにならないよう注意を払いつつ、ほどほどに個性を吹き込んで収録しました。ご来館の際は、ぜひ音声ガイドをご利用ください」と呼びかけた。

　ひと足先に展示作品を鑑賞し、及川は「資料等でさんざん見てきた絵が目の前にある。唯一無二、世界で一つの本物であります。やはり、その本物の迫力はすごいと感じました」と感動。「時間があれば、もっとゆっくりと見てまわりたかった」と名残惜しそうに話した。
　同展は２４日に開幕。５月２７日まで開催される。