米朝の注目の顔、五輪閉会式にそろい踏み
アメリカと北朝鮮の注目の顔がまたそろい踏み。25日の平昌オリンピック閉会式に、北朝鮮の政府代表団とトランプ大統領の長女イバンカ補佐官が出席する。
韓国統一省によると、北朝鮮は25日に行われる平昌オリンピックの閉会式に、南北関係を管轄する金英哲統一戦線部長を団長とする政府代表団を派遣するという。3日間の日程で韓国を訪れ、文在寅大統領とも会談を行うとみられる。
金統一戦線部長は韓国とアメリカの独自制裁の対象となっているが、韓国政府はアメリカと協議した上で派遣を受け入れる方針。
一方、トランプ大統領の長女のイバンカ補佐官もアメリカ政府代表団として23日に韓国を訪れる。閉会式への出席のほか、文大統領との夕食会が予定されている。
韓国政府関係者は両者の接触はないだろうとしている。