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“ドーピング”露選手が銅メダル返還へ

2018年2月22日 15:35

平昌オリンピックにロシアから個人資格で出場し、銅メダルを獲得したカーリング選手のドーピング問題を巡って、ロシア・カーリング連盟がメダルを返還する意向を示した。

この問題は、ロシアから個人資格で出場し、カーリング混合ダブルスで銅メダルを獲得したクルシェルニツキー選手が、2度のドーピング検査で、いずれも禁止薬物「メルドニウム」の陽性反応を示したもの。

ロシアメディアによると、ロシア・カーリング連盟は21日、「メルドニウムが出たのは事実なのでメダルを返還する」と話した。

また、クルシェルニツキー選手自身は故意のドーピングを否定した上で、今後の対応を判断するスポーツ仲裁裁判所の聞き取り調査について、「体内に禁止薬物があったことは否定できず、意味がない」として、拒否する意向を示している。