社会を変えるスポーツの力 3つの活動とは
日本財団で「ヒーローズ スポーツマンシップ・フォー・ザ・フューチャー」プロジェクトを担当している高木萌子氏。
高木氏は、「アスリートがスポーツマンシップを発揮できる場所は競技場の中だけではない。外へ出て貧困や障害など社会問題の解決につながる活動を積極的に行うことが重要」と訴える。
プロジェクトではそれらの活動を後押しし、認知度を上げることなどに注力している。
――高木さん、そのプロジェクトではどのようなことをされているのでしょうか?
このプロジェクトは、スポーツの力で社会を変えていきたいという思いを基に進めています。主に3つの活動を軸に行っています。
1つは、「アカデミー」。アスリートの方々に、実際に社会貢献の場に行っていただいたりしています。例えば、防災であったら、防災に関する知識や団体について、そして、どんな活動があるのかという勉強会を開くといったことを行っています。
2つめは「アクション」。実際にアスリートの方々と一緒に、社会貢献活動を推進していく。ここが一番大事な部分だと考えています。
最後に、これらのアスリートの方々の活動や、それ以外にも全国でスポーツの力をいかして、社会の課題を解決したいと頑張っている方がいらっしゃいますので、そういった方々を「アワード」というかたちでたたえます。
学び(アカデミー)、実践し(アクション)、たたえる(アワード)といったものを通じて活動を行っています。
実は、去年の12月にアワードの第1回を開催させていただきました。審査員は香取慎吾さんに参加していただきました。
多くのアスリートの方々に、“スポーツの力”というのは感動を与えるだけではなくて、もっと社会に強いインパクトを与えることができるということを実践しているのが、このプロジェクトになります。
――どんどん広がっていくといいですね。
【the SOCIAL guestより】