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ロシア教会銃乱射 「イスラム国」犯行声明

2018年2月20日 1:36
ロシア教会銃乱射 「イスラム国」犯行声明

ロシア南部・ダゲスタン共和国の教会で18日、男が銃を乱射し、これまでに5人が死亡した。教会では春の訪れを招く祭典の礼拝が行われていた。

事件直前の男の様子とされる防犯カメラの映像では、男が猟銃のようなものを手にして、歩いて教会に向かっていった。事件が起こったのは、この直後のことだった。

地元当局によると、ダゲスタン共和国のキズリャルで18日午後、教会の敷地内で男が銃を乱射し、これまでに5人が死亡した。男は警察官らと銃撃戦となり、射殺された。ロシアメディアによると、当時、教会では、春の訪れを招く祭典の礼拝が行われていて、多くの人がいたという。

男は現場から約20キロ離れた村に住む22歳で、事件に使用した猟銃のほか、ナイフなどを所持していた。

ダゲスタンではイスラム過激派の拡大が問題になっているが、この事件については、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。