平昌オリンピックで、北朝鮮の女性応援団が１５日夜、韓国代表の試合に現れ応援を繰り広げた。北朝鮮の選手が出場しない競技での応援は初めてで、南北の融和ムードをさらに高める狙いがありそうだ。

北朝鮮の女性応援団いわゆる「美女応援団」は１５日夜、アイスホッケー男子の韓国代表対チェコ代表の一戦に現れた。韓国が先制点を奪うと、応援団は全員立ち上がって統一旗を振り、喜びを表現。試合は韓国が１対２で敗れたものの、熱い応援を繰り広げた。

聯合ニュースによると、今回のオリンピックで、女性応援団が北朝鮮の選手が出場しない競技で声援を送ったのは、これが初めて。

北朝鮮としては、南北の融和ムードをさらに高める狙いがありそうだ。