×

東京五輪に向け各地でテロ想定の訓練

2018年2月16日 16:34
東京五輪に向け各地でテロ想定の訓練

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、都内の各地でテロを想定した訓練が行われた。

八王子市では、マラソン大会の会場に車が突っ込み、テロリストがサリン入りの袋を投げ込んだという想定で訓練が行われた。東京消防庁や、災害時に救命活動を行う東京DMATなどから約150人が参加したほか、情報収集のためのドローンや除染車なども使用し、災害時の体制を確認した。

一方、選手らの輸送経路となる江東区の首都高速道路でも、銃などで武装したテロリストへの対処訓練が行われた。訓練には警視庁の機動隊など約300人が参加。特殊部隊SATや警備犬などにより犯人を制圧したり、SPらが要人警護の訓練を行ったりした。